岩手軽便鉄道跡探検記(その5(最終回) 似内(にたない)の巻)  

雨ニモマケズ
風ニモマケズ
東ニ病気ノデハアレバ
仕事モセズニ見ニイッテ
西ニツカレタモハアレバ
仕事モセズニ見ニイッテ
北ニ死ンダ線路アレバ
廃線跡ヲ歩クダケ
名古屋ニモケー屋アレバ
買イアサル
サウイフヲタニ
ワタシハナッテモータ

こんばんわ、今夜もあなたのケンジ、宮沢犬治がお送りする宮沢アワーの時間です。
いつにもまして不人気だったこのシリーズも今夜でおしまい。
よかったですね(糞爆)!

地図1
スライド2
前回の黄色い四角(B)地点から、今夜ご紹介する青い四角(C)地点まではしばらく北上川に沿ってのんびり走ります。
イギリスでもない、海岸でもないのにイギリス海岸はちょうどこの(B)と(C)の中間あたり。

地図2
スライド10
ではいつものように、青い四角(C)の部分の拡大図です。
赤い丸の部分に注目です。
地図上方を左右に横切っているのが現在の釜石線の線路。見えにくいですがちょうど中央に「似内」と書いてあるところが似内駅です。

地図3
スライド13
これまたいつものように、地図2に廃線跡を載せました。
ここまでの幹線道路から、高架道路である国道4号をくぐったところで左へ分岐、なだらかな右カーブで現在の釜石線につながる様子がわかります。


RIMG0145_201609142148437c1.jpg
(9)
地図3の赤い丸(9)、北上川沿いの幹線道路が国道4号の高架をくぐる地点にやってきました。
くぐってスグのところになにやら怪しいケモノ道が見えます。

近寄ってみましょう。
RIMG0139_2016091421482111b.jpg
ケモノ道のスグ先になぜかガードレールが見えます。

RIMG0140_20160914214839df6.jpg
ケモノ道に入ります。

RIMG0141_20160914214840175.jpg
ガードレールに近づきました。

RIMG0148_20160914214857d4d.jpg
ガードレールの先にはそこそこ立派な道が!

RIMG0150_20160914214858a7a.jpg
さsらに進むとこっちもむこうも円弧を描いて、さっきの幹線道路につながります。

そう、このケモノ道が線路跡。
線路跡をそこそこ立派な道にしたのだけど、国道4号線のバイパスを建設して、別れ道があまりに高架に近すぎて危険、と判断したのか、道を付け替えたようです。

ここでガードレールまで戻って振り向いてみましょう。
RIMG0144_20160914214842285.jpg
ケモノ道はこんな角度で幹線道路と分かれます。
地図で見るとそんなでもないのですが、かなりの角度。
もしかすると軽便鉄道はこのまま幹線道路を突っ切って向こうへ伸びていたのかもしれません。

RIMG0138_201609142148209f0.jpg
最初の写真と同じようですが、逆向きです。
突っ切った先を見に行きましょう。

RIMG0147_2016091421484583b.jpg
左手に国道4号が北上川を渡る鉄橋が見えるほかはずっと田んぼが広がっています。
線路跡らしきものはさすがにもう残ってません。

RIMG0152_20160914214900d99.jpg
では地図3、赤い丸(10)の場所に戻って、さらに先へ進みましょう。
右手にさほど分かれた幹線道路が見えます。
こちらは大きな右カーブを描きます。
いかにも鉄道線路跡。

RIMG0153_20160914214901fe6.jpg
右カーブが続きます。

RIMG0154_20160914214903bab.jpg
右カーブが続きます。

RIMG0155_201609142149149e6.jpg
あ。
その先に踏切?

RIMG0156_201609142149160cc.jpg
釜石線の踏切です!

地図4
スライド14

ここまでゆるやかな右カーブを描いてきた延長線で釜石線と合流します。
そう、この先は昔も今も同じルート。
逆に言えば、釜石からやってきた列車はかつてはこちらへ向かって左カーブを描いて花巻駅を目指したワケです。

RIMG0157_201609142149175da.jpg
踏切から釜石方へはまっすぐな線路が続いていました。

RIMG0158_20160914214919401.jpg
花巻方はすぐそこに似内駅が。
旧線だったころはどこに似内駅はあったのでしょうか。
(おわり)

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コメント

見事なエンディング

お疲れ様でした。良いシリーズだったと思います。
今の線路の映像で終わるところはさすがです、痺れました。
賢治の不思議な世界に、犬治も負けていません。

きゃー!

いや、なんか、お褒めのお言葉、大感謝祭大還元セール中!って、実は褒めゴロシか、、、いずれにせよ、当不人気記事に連続唯一コメント頂けただけで十分ありがとうございます!

廃線めぐりの歌

軽便時代の似内駅は↓の右ページ左下辺りによると花巻から2.3マイルだそうです。
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2952543/3
なお、矢澤停留所は現在の新花巻付近だそうです。調べても移設されたような記述は無いので、現在の駅とかなり近かったのではないかと思います。

現在の似内駅には「海岸」を意味するエスペラント語の副駅名があるようです。やはり、イギリス海岸たる根拠が水没したイギリス海岸のことなのでしょうね・・・。

ありがとう!

なんだかずいぶん調べてもらってありがとう!花巻からみて、現在の釜石線は似内の手前からずっと新花巻を越えて直線が続きます。逆に釜石から見て、現在の似内の手前で当時はぐっと左へカーブしていました。
できれば駅はまっすぐのところに置きたいでしょうから、現在の似内より釜石方にあったのかなーとも思うのが当然なんでしょうが
ぼくの写真の、現在の釜石線に合流する手前の右カーブあたり、なんか駅の跡の臭いがします。
エスペラント語の駅名は知りませんでした!また調べたくなってきました!

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