DE10 

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先日(2010年12月23日)、トミックスから「完全新規」としてDE10が発売となり、しばらく前に「完全新規」化されていたKATOとならんで、NゲージのDE10は両者揃って第2世代に入りました。
手頃なサイズの機関車ですから実機同様、「小型レイアウトに好適」と両社ともにうたっています。特に今回のトミックスはR=140のミニカーブレール対応となっており、小回り志向が強くなってきています。

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最新鋭のトミックス。(昨日買ったところでして、ナンバープレートすらまだ取り付けておりません・・・)

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こちらは数年前にリニューアルされたKATO。(買って半年以上経ちますがナンバープレートすら取り付けておりません(笑))トミックスに比べると明るめの塗装です。

さて、「第2世代」となった現在の製品ではそんなことはないらしいですが、実はずいぶん長い間、KATOの機関車は大きく作られていたようです。
そんなこととはぜんぜん知らずにおりました。私が出戻る前の40年前には日本型のNゲージ、といえばKATOしかなかったわけですから比べようがなかったのです。(まあ、採寸して150倍にして実機のデータと比較できなくもなかったんですが・・・)

そこで、やっぱり比べたくなりました。
今回発売となったトミックスはDE10-1000とDE10-1000JR貨物新塗装の2種で、
KATOの商品名はDE10耐寒形とDE10暖地形。
トミックスのDE10-1000は耐寒形を題材にしており、KATOも1000番台が題材なので、KATOの耐寒形を選べば比較できます。

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上からみたところはそんなに違いは感じません。

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上トミックス、下KATO
横から見てもやはりそんなに違いは感じません。

高さを比べるために2エンド側を連結すると!

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キャブの屋根がKATO(右)のほうが1mm近く高いです。
トミックスは屋根上の別パーツを取り付けてないため余計に低く見えるんですがそれでもやはりKATOは高い。
ボンネットの高さもKATOが少し高いです。
・・・とは言ってもKATOの蒸機なんかは1/140とかのデカさだったとのことですから
それに比べるとこれは1/149.5程度の話、
しかも、もしかしたらトミックスがスケールより低いかもしれないわけですから
これをもってKATOの機関車=デカいとは言えるわけではないと思います。

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1エンドで比べてもKATO(右)が高いです。

ご存じのとおり、2エンド側のボンネットは1エンドに比べて少し高くなっていますから
今度はKATOの1エンドとトミックスの2エンドで比べてみたところ!

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なんと、低いはずの1エンド(KATO、右)が2エンド(トミックス、左)より高い!

もうお気づきでしょうが、黒色車輪での採用で下回りが引き締まって見えるKATOですが
ランボードの高さを見比べると、少々腰高になっているようです。

つぎは正面の印象です。
まずは1エンド側
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上トミックス、下KATO
ジャンパ栓の色以外あまり違いを感じませんが、
やはりボンネットを正面から見るとKATOの方が面長な印象。
腰高、だけでなくやはりボンネットの断面もKATOの方が縦長みたいです。

続いて2エンド側です。
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上トミックス、下KATO
1エンドに比べて高さが高く、ヘッドライト上部の「おでこ」の広い2エンド側では
KATOの面長さがさらに強調されていますね。

つぎはモールドをみてみましょう。

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上トミックス、下KATO
モールドの技術はほぼ互角で、気を抜いていると見分けがつきません。
あとは表現の違いだけです。
大きく印象を変えているのはステップとジャンパ栓受けのモールド色が違うことに起因しているように思います。

ラジエターグリルなどはトミックスのほうが深い彫刻。
ランボードの鉄板の模様や前面の鎖の表現などはトミックスは実物の形状にとらわれすぎてやや大げさに感じるところかもしれません。
手すりもややトミックスの方が太いようです。

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上トミックス、下KATO
ボンネット側面に並ぶ点検口のドアヒンジなどの凸モールドはKATOのほうがくっきりとしています。
キャブのサッシのシルバーもKATOの方が明るい色で平滑なのでアルミの感じがよく出ています。

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上トミックス、下KATO
ボディとキャブの屋根板の間はKATOの方がキチっと収まっています。
トミックスのここの隙間は遠くからでも案外目立ってしまいます。

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上トミックス、下KATO
こんなところのモールドを比べたってあんまり意味はないのですが、
黒色車輪であることを差し引いても、KATOのほうがいかにも精密にできている感じがあります。
それより注目は3軸側の回転中心の位置。
KATOが台車中心あたりにあるのに対して、トミックスは第1動輪と第2動輪の間にあり、
車体の中心軸に対して大きく首を振ります。
ミニカーブレール対応、はこの機構によって成し遂げていると思われます。

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最後に走行状態ですが、お店で何台か走らせてもらって、いいものを選ばせてもらったのですがトミックスはやや上下にぴょこぴょこ跳ねる仕草をするものがあるようです。(KATOのDD54にもありました。)
トミックスもKATOもフライホイールの効きはあまり強くなく、ピタっと止まります。
また、どの速度域でもトミックスに比べてKATOがかなり遅いので重連は同メーカー同士で行った方がよいかもしれません。

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イヌ101のHNはもちろん国電101系から。
本名の部分に「イヌ」があり、形式名に。
イヌですから101匹、ということも・・・

101系をはじめとする黎明期のカルダン駆動車と同期の1959年製の人間カルダン駆動。
ただし、なんにでも抵抗が激しい抵抗制御。しかも飲みすぎが祟って強制「痛風」式。
暴走気味の人生には抑速ブレーキの類は非装備。まさに101系といったところでしょうか。
阪急沿線生まれ、現在東急沿線住まい。

日本のNゲージの黎明期からのお付き合いの、ありがちな出戻りNゲージャー。
撮り鉄、乗り鉄の趣味はなくひたすら模型鉄でしたが数年前に仕事上しかたなく手に入れた入門機EOS Kissで通勤や出張、旅行のついでに限り最近細々と撮りはじめました。