東急7000系7013F【1973年】(その4仕上げ編) 

(*この記事の写真はクリックで少し大きくなります)
(→東急7000系7013F【1973年】(その1ボディ編はこちら)
(→東急7000系7013F【1973年】(その2屋根編はこちら)
(→東急7000系7013F【1973年】(その3下回り編はこちら)

いよいよ仕上げ+最終組み立てでございます。


吊りリンクなどの補強板のとりつけ
hokyo0.jpg
エバーグリーンの細いプラ帯材を切ること128枚・・・
ステンレスボディの7000系のボディ下端にとりつく、台車吊りリンクのベースなどの補強板です・・・
ボール紙に両面テープを貼り、そこへ128枚を並べてガンダムホワイトを吹きつけました。

補強板瞬間
ボディ下端にまずはタミヤのプラ用接着剤(さらさらタイプ、ふたの色クリアグリーン)で仮接着。
そんなもんではすぐに剥離してしまうので、裏側からつまようじで瞬間接着剤を流し込みました。

補強板完成
完了!

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さらに組み立て完了後の姿です。

先頭部床下(ボディ側)のディテール
handsco_assen.jpg
ハンドスコッチ、ステップなどは床下パーツに分類されるのでしょうが、これらのエッチングパーツはボディ下部に取り付けるようになっています。パーツ自体はトレジャータウン製の東急8500系用の流用。
取り付け後、ハンドスコッチの本体は黄色で、はしごは艶消し黒で塗っています。
正面下部に取りつく、小さなステップはグレーですのでガンダムホワイトをこれも筆塗りです。
また、各車端部にも台車部同様の補強板を取付けました。

中間封じ込め先頭車の幌枠
東横線で活躍した8連の7000系の多くは6連貫通編成の桜木町方に2連のデハ7000+デハ7000を増結した姿で、今回プロトタイプに選んだ7013Fも同じ編成です。したがって、6号車と7号車は封じ込めの先頭車となりまして、当然のことながら幌が装着されています。
貫通枠
そこで、もっとも薄く、幅が狭いKATOのクモハ313-5000用と称する幌を薄くスライス+幅ツメを行いました。(左加工後、右加工前)

貫通枠テスト
とりあえず仮装着しましたがそれでもまだまだ厚いようです。

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さらに削って、車体のステンレスシルバーより黒っぽい、ダークステンレスを吹いてデハ7009と7010に取付けました。話はぜんぜん違いますが、中間の先頭車の方向幕にはなんとなく日比谷線乗りいれ時を想定して菊名を入れてあります。GMのステッカーです。運番票もGMのステッカー。縦長のプラ板に貼り付け、窓の上部に裏から両面テープでとめてあります。

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ちなみにこちらは幌枠のない桜木町寄り先頭に立つデハ7014の正面。上の7010と比べてみてください。
こちらの方向幕は桜木町。運番はどうしても「54」にしたくてGMステッカーから切りついでいます。

メーカーズプレート
鉄コレボディにはドアコックと並んでメーカーズプレートもきちんとモールドされています。
MP前
せっかくだからとモールドの上からエナメルのブルーを塗ってみましたがなんとなくいまいちです。

MP1
その後みつけたのがこれです。トレジャータウンの京急1000形用エッチングパーツ。これにメーカーズプレートと社銘板があります。もちろん「京浜急行電鉄」と書いてあるのでしょうがどうせ見えないし(笑)、見えたって「東京急行電鉄」と一文字しかかわりません。
そこで薄く溶いたブルーをちょこんと乗せてやると文字とフチだけが素材のまま残って実にイイ感じ!

mp_assen.jpg
微量の瞬間接着剤でとりつけました。

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完成後の姿です。左側の検査票もトレジャータウンの7200系用のインレタを利用しましたので最後にメタルプライマーによる保護をもう一度行っています。

パンツマーク、車番、サボ、ドアステッカーなど
多くの表記はGMの8500系板キットに添付されているものを利用しました。
その他、ドアステッカーはトレジャータウンのインレタ、車番は自作したデカールです。

ドア注意
ドアステッカーです・・・めんどうです、、、

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GMのパンツマークステッカー 

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車番は自作デカールです。
(→デカールの詳細はこちらから)

sabo1.jpg
急行サボは薄いプラ板で裏打ちして両面テープで車体に貼りつけます。
まずはプラ帯材の表にステッカーを並べて貼り、裏には両面テープを貼っておきます。

sabo2.jpg
その後一枚ずつ切り出すと、ひとつずつにステッカーを貼るより手間がかかりません。

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車体にとりつけました。

動力ユニットの組み込みについて
鉄コレ動力ユニットがウマく嵌りません。
車内を覗くとフライホイールのカバーが屋根板取付用のネジ穴のでっぱりに当たっています。
屋根ビス×
そこで屋根板のネジ穴のでっぱりを削ります・・・
ってコレを削っても意味なかったです(爆)

屋根ビス●
こっち(車体側)の出っ張りを削らねばいけません。しかし、貫通路から平やすりを差しこんだりしましたが貫通路断面をキズつけそうなので結局、ニッパーでガジガジと食いちぎりました・・・

コレで完成です。
(→完成編はこちら)

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東急7000系7013F【1973年】(その3下回り編)  

(*この記事の写真はクリックで少し大きくなります)
(→東急7000系7013F【1973年】(その1ボディ編はこちら)
(→東急7000系7013F【1973年】(その2屋根編はこちら)

台車の加工

まずは台車の塗装から。いかにも塗料乗りが悪そうな樹脂ですので、しっかりプライマー(マッハのシールプライマーをMrうすめ液で薄めて使いました)を吹いたのち、艶消し黒で塗装。吊りリンクのボディ側のでっぱりが台車にモールドされていてなんとも変な感じですがそのまま塗装して使います。ガンダムホワイトの筆塗りです。

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目立つPⅢ台車の外付けブレーキディスクですが、実車でシルバーに輝いているのはみたことないですが、やはり模型では目立たせたいです。この段階ではエナメルのクロームシルバーを使いました。1輪ずつ筆塗りするのが吉です。

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塗り終えました。

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でもエナメル塗料では金属感がぜんぜん出ません。そこでさらにガイアノーツのダークステンレスを筆塗りして完了としました。

PⅢ台車
PⅢ台車の動力台車用枠は存在しませんので鉄コレ付属の付随車用の枠だけカット。

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動力ユニットの台車外側に瞬間接着剤で貼りつけました。

先頭車前面床下部
先頭車の前面床下は模型では見せ場のひとつ。
ジャンパ2
偶数車(私の作例ではデハ7014)用。
プラ板で屋上屋(床下床?)を積み重ね土台を形成、一方にはTOMIXの東急5000系(青がえる)用の2連エアホース、一方にはKATOの近鉄モ10106用ジャンパ栓を分解して取り付けています。

ジャンパ4
さらにもう一本、銀河のホワイトメタルのエアホースを追加しました。

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メタルプライマーを吹いたのち、艶消し黒を吹きつけ、エアホースのコックを外側から白、赤、緑に塗っています。

ジャンパ1
こちらは奇数車(デハ7013)。

ジャンパ3
偶数車とは左右対称で、追加のエアホースは左向き。大阪、阿波座のレールクラフトからなんとニッチなずばりロスト製の左向きエアホースが発売されていてこれを使いました。

eaho-su _kansei_7013
7013も完成です。
なお、中間に封じ込めとなる7009と7010はTNカプラーを取り付けることもあってこれらの作業は省略しています。

床下機器
床下機器はそのまま艶消し黒を吹いて(もちろんメタルプライマーの後)終わりにしようと思っていたのですが・・・
ふと、M2のコンプレッサーが台車脇すぐに取り付けられていたおぼろげな記憶があり、調べなおすと・・・
ぜんぜん実車とちがいます!
これまで鉄コレを信用してきた私がバカでした・・・・

M1parts.jpg
M1車海側の機器です。左側(桜木町寄り)を3つに分解、真ん中の蓄電池箱のようなものを捨てます(笑)。
右側は2つに分解、それぞれ並べ替えます。

M1前
並べ替え前

M1仕上がり
並べ替え後

M2pars.jpg
M2海側用は右側(渋谷寄り)のみ2つに分解。コンプレッサーを右端に移動します。

M2前
並べ替え前

M2仕上がり
並べ替え後

M1,M2とももちろん山側もむちゃくちゃなんですが、まあ、なんとなく全体の雰囲気は出てるのでもうあきらめました。加工した海側も、製品の取付足と床板の孔を活用すべく、完全に満足できるものではないですがなんとかこれで雰囲気は出たと思います。

(→その4仕上げ編に続く)
(→完成編はこちらから)

東急7000系7013F【1973年】(その2屋根編)  

前面のライトケースで七転八倒の東急7000系。屋根はそのまま塗装替え程度で・・・
(*各写真はクリックで少し大きくなります)
(→前面ライトケースなど、七転八倒の東急7000系のボディ製作編はこちら)

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どうしちゃったんですかー!?

鉄コレ7000系の屋上配管の取り回しはおそらく新製時なら7040~あたりのデカいフューズボックスを装備したものがプロトタイプ。もちろん、作ろうとしている7013Fはそうじゃありません。
鉄コレ特有のカステラみたいなランボードも気に食わず、オノレの工作力の限界も顧みず、とりあえず全モールド撤去!

ランボードの製作
モールドを削ってしまったからには新たなランボードが必要です。
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ハイ!そんなときにはコレ!ずばり、トレジャーの7000/7200系用ランボード♪

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・・・このパーツ、めっちゃ高いです。。。
内容ブツはこんなもん。
極小エッチング板1枚、プレス製真鍮板が4枚。
これで800円っていったいどうなってねんねん??
しかも、8両でパンタ4か所=2セット×800円・・・

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まずはエッチング製の足を折り曲げます。
説明書ではこの状態で屋根にぶっ込み、プレス製のランボード本体を瞬間でくっつけてね♪とありますが
瞬間がくっつく瞬間にズレたら一巻の終わり・・・

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とりあえず、阪急2000系同様、足と本体をハンダ付けしておきました。
この後、サンポール水溶液で洗ってメタルプライマーを吹いておきました。
(→阪急2000系のランボードはこちら)

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メタルプライマー乾燥後、ベンチレーターなどと同時に塗装しておきました。塗料はガンダムホワイト。少し白っぽ過ぎるでしょうけれど、イメージはぴったりです。

ベンチレーターの製作
ベンチレーターやクーラーキセのモールドのよさは鉄コレの美点のひとつ。自分勝手なイメージに合わせてこれもガンダムホワイトをさっと吹く程度の予定だったのですが・・・・
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ボール紙に44個(?!)貼りつけてガンダムホワイトを吹きつけました。

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通風口にタミヤの「スミ入れ塗料」を流したのですが・・・
どうもベンチレーター本体とコントラストが強すぎてどうもしっくりきません。
この際ですから、好みでもある「冬期仕様」にして通風口をふさいでしまうことにしました。

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ふさぎ板、合計88枚(!)
エバーグリーンのプラ材にちょうどぴったりの1.09mm幅というのがあってそれを7.5mmに切り出しました。

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タミヤのさらさらタイプのプラ用接着剤で取り付けたのですが、接着面積が小さく、すぐに取れてしまうので裏から瞬間接着剤を流して補強。

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ガンダムホワイトでも自分のイメージよりもグレーが濃すぎ、今度はキャラクターホワイトをベースに少しだけガンダムホワイトを混ぜて吹きました。ほとんど白ですがイメージにはぴったりです。

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同時にヒューズボックスも塗装、裏返して碍子部分にエナメルの白を差しておきました。
ヒューズボックスは付属の後期形ではなく、この編成では初期型の小さなものですからKATOの183系用のAssyから流用しています。(トレジャータウンのロスト製のすごいのもありますがヒューズボックス1こに500円、8両編成で4000円はちょっと・・・)


パンタグラフの製作
東急7000系のパンタはシングルホーンパイプのPT43Bで決まり!と思ってたら7013F、というか、7013Fの全車かどうか今となってはわかりませんが、写真で見る限り、この編成はホーンパイプ2本の8500系に似たものになっています。他にもぽつぽつこのパンタのものもあるようで、7000系のパンタ選定は案外むずかしいのかもしれません。

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例によってトミックスパンタの組み合わせで4基作りました。
ただし、8500系とは違い、パンタ台の碍子は上下両方にありますので下半分はPG16を利用しています。
(→パンタグラフの詳細はこちら)
パンタも組みたて完了後、メタルプライマーを吹いて塗装の食い付きをよくしておきました。

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パンタももちろんメタルプライマーが乾燥したら塗装です。ごく普通のシルバーを吹きつけ、スライダーにクリアオレンジ、碍子にホワイトのエナメルを筆塗りしてあります。パンタ台はPG16のものを利用していますがこのパンタ、碍子が上下2段になっていますからただでさえ面倒な碍子の塗装が倍面倒です・・・。



M1車の配管の製作
各パーツの準備が整って、いよいよ屋根に配管を施します。
ディテールの削り取りでキズだらけになった屋根板はサーフェーサーを軽くふきつけて1500番のペーパーで砥いだ後、0.4mmドリルで配管止めの位置に孔をあけておきました。

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トレジャーの割りピンセットに付属する配管ベースをぽちぽちと仮置き、割りピンを差して・・・


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0.4mmの真鍮線で母線を引いていきます。ダブル配管用の割りピンに0.4mm2本はなかなか通りませんです・・・
焼きナマしたりしたら絶対通らないので後の曲げ加工はたいへんですが先端はナマしてません。

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なんとか引き終わりました・・・。
引き終えてから金属部の塗装の食い付きをよくするために屋根全体にメタルプライマーを吹いておきます。

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妻面への立ち下がりを折りこんで、妻面にとりつけた割りピンに試しに通してみました。

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配管もろとも屋根全体を塗装しました。塗料は明灰白色。この色、なぜだか東急車の屋根色のイメージにぴったりなんです。

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配管を屋根色より少し濃いグレーで、配管止めを薄いグレーで筆塗り・・・嗚呼、めんどっちい!

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あらかじめ0.3mm孔をランボード1か所につき6か所開けておいたのですが、そんなもん、ぴったりウマく入っていくハズがありません・・・

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ちまちまと微修正、時には孔を開け直してなんとかランボード8か所取付完了。

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さらにパンタを載せ、

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ベンチレーターとヒューズボックスをとりつけてようやく屋根が完成しました。

(→後期型、ワンハンドルマスコン換装仕様ですが、総合車両に保存されているデハ7052の詳細写真はこちら)

(→その3下回り編はこちらから)
(→完成編はこちらから)

東急7000系7013F【1973年】(その1ボディ編) 

オールステンレスの小さなボディ、うっすら3つに折れたほとんど切妻の前面、側面からバキっと折れた単一カーブのスカっとした屋根に乗せられた不気味な台形のベンチレーター、そしてディスクブレーキが外側に露出したなんじゃこりゃーのメカニカルなパイオニアⅢ台車。
東急7000系(いまのアレではありません)は日本の電車のデザイン史にアメリカ・バッド社の手を借りながら本日JREグループ入りをした東急車輛が切りこんだ刀のような存在だったのではなかったでしょうか!?
ええ、初めてその姿をみた瞬間(→その瞬間はこちらのはずかしい写真)、惚れこんじゃいました。
ベースにしたのはもちろん鉄コレ。よくできています。一生懸命買い込んだGMのキットはきっとずっと塩漬けでしょう。これをはずかしい写真の7013Fに仕立てたい。結論から言いますと、かなりハードルが高いです(><)・・・。
あまり意味のない内容がだらだら続きますので画像は小さめ。クリックすると少しだけですが大きくなります。


まずは例によって全部ばらばらにしました。そろそろ鉄コレをばらばらにするのも慣れました。

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これまた例によってIPAで剥きました。これももう慣れてしまってまるで天ぷらを揚げるごとく、IPAのプールにほいほいぶちこめるようになりました。 (→IPAはこちら)

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最初に手をつけたのがヘッドライト。プラ成形そのままではさすがにアレですから。真ん中めがけて目打ち針を差し、それをガイドに細いものから順に最後はタヴァサのPN011民鉄用ヘッドライトの挽物パーツがはめ込めるように1.3mmで仕上げました。

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その他、手すりなどのパーツを埋める部分に0.3mmの孔をあけました。

この製品、どうやら、東急車輛(今日からは総合車両、っていうんでしょうか)で保存されているデハ7052を取材、採寸したのでしょう、往時の姿としてはいろいろヘンなところがあります。その1が正面貫通ドアの向って右側の縦ダクト。 (→デハ7052の詳細はこちら)これ、ワンハンドルマスコンへ換装の時に付けられたもので、プロトタイプとされている全盛期の姿とは違います。
そのダクト分のでっぱりをヤスります。
RIMG0004x_20120402175716.jpgまずは平やすり
RIMG0003x_20120402175627.jpg続いて角やすりで角を出し、
RIMG0001x.jpgスティックやすりで仕上げます。

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左;加工後 右;加工前
左右対称に削れましたでしょうか?

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てきぱきと下地処理に移ります。シルバーを光らせるためにはまず黒を塗装するのがよいです。ここで私に限ってありえない「てきぱき」という表現を使ったのにはワケがありまして。

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さらにてきぱきとユニットサッシのアルミ色とライトケースのグレーを吹き、それぞれマスキングの上、仕上げのシルバーを吹きつけます。
東急のステンレスボディは5200、6000と7000では生地の仕上げが異なり、また、7200以降も7000系とは異なりまして、私の勝手な印象では8500系など7200系以降の車両より7000系は白っぽく見えました。8500系の時はやや黒っぽい、クレオスのスーパーステンレスを使いましたが、(→8500系8606Fの製作はこちら)今回はそれより白っぽいガイアノーツのステンレスシルバーを使おうと思います。

で!


ここからは失敗への近道と回復への長い長い道程
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どうしちゃったんでしたっけ!?

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どうしちゃったんでしたっけええええ~~??!!

失敗への転落は一瞬でした・・・。
そもそも、作りたかった7013Fは初期車でして、ライトケースはステンレス製の小判形。でも鉄コレのプロトタイプは7052ですから後期車。すなわちライトケースはたまご形のFRP。7013Fを作りたいけれどライトケースの形状変更はたいへんハードルが高そう。で、半ば7013Fをあきらめつつ製作を進めてたのです。だからライトケースをグレーに塗ったわけです。
そこで新たな問題が発覚。後期車としてもワイパーが長いのは全盛期を再現するには不適切。これも東急車輛のデハ7052を取材したモデルならではの盲点でした。ワンマン仕様の縦ダクトを削った際に気付けばよかったのですがもう下地塗装は完了後。それでも長いワイパーを削ったワケです。結果は・・・
ぼろぼろになりました。
そこで普通はリカバーするんでしょうが、そもそも不本意ながらたまご形ライトケースのまま製作を進めてたものですから、どうせぼろぼろならライトケースもいったろやないか、となったワケです。ようするに
ヤケクソです!

ともかく、ライトケースをたまご形から小判形に太らせるためにプラリペアを練ってぺたぺたと練りつけたわけですよ。団子細工よろしく。

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プラリペアが固まったらやすりによるしこしこ作業。

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続いてガイアノーツのスーパースティック砥ぎ石で線を整えて

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スティックやすりでライトケースの断面をスムーズに。

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正面はやすり作業でキズだらけなので割り箸の先に2000番のペーパーをくっつけてこれまたしこしこ。
シルバーは下地が荒れていると絶対に光りませんからね。
しこしこしこしこしこしこしこしこ。

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最後はもちろんコンパウンドで
完全に平滑に仕上げます!

こうして書くとなかなかシステマチックに作業が進んでいるようにも見えますが(見えませんか・・・)、実際はそんなことないです、スムーズに整えたかと思ったら線の乱れが気になってまた平やすりに戻ったり・・・
さっきまでてきぱき、なんてえらそうなことを言うからこんなことになったのか、ああ、驕れるものは久しからず。

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どうです?なかなか雰囲気が出てきましたでしょう?

ここできれいに仕上がっているかチェックのために薄くグレーでも吹いてみることにしました。(白っぽいグレーは不思議なことの細かなキズがよく見えます)
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うわあああああ~!
ぐちゃぐちゃやないけー!


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そこでパテしごきですよ。パテしごきとは土建業界用語でパテを塗りたくって固まったら削り落す作業。
面積2平方センチほどのNゲージの前面でやるような作業とは到底思えません・・・。

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これまた割り箸に2000番のペーパーを貼りつけて・・・(以下、さっきと同じ)

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再再確認のグレー塗装。いや、まだぐちゃぐちゃです。でも、もう。
このへんであきらめました!

やけくそで始めたこの転落への道ですが、それなりにいろんな手法を考えてはみたのです。
1.パテで太らせて削る
→パテの引けや欠けが怖い
2.ライトケースを全部削り取ってプラ板から新製した別パーツを貼りつける
→そんなパーツできるのか?
3.ライトケースを全部削り取ってGMキットから切り取ったライトケースに取り替える
→GMのもなあ(笑)
そこで選択したプラリペアを使用したこの方法だったんですがご覧の通りまあ、あんまりオススメできるものではありません。もし、小判形ライトケースへの改造をお考えなら他の方法をオススメします・・・

ここからやっと正規の工作手順に戻る
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下地の黒を正面だけ吹きつけます。黒だとぐちゃぐちゃが目立たないのでちょっとほっとした瞬間でした。

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これ、なんだと思います?
マスキングテープね。7mm角をちょうど100枚。それに3.5mm×7mmを24枚・・・

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窓回りに吹いたアルミ色をマスキングしてボディ全体のステンレスとの質感の差を目指します!

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ステンレスシルバーを吹きました!

ちょろっとめくってみましょう!
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あんまり効果はなかったようです・・・
さっき貼ったばかりの124枚のマスキングテープを涙こらえて剥がしました。

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でも前面はどうでしょう!?
もちろん本当は「完全に平滑」には程遠いですが、なんとなく写真では誤魔化せる程度にはなりました。
(→その2「屋根編」はこちらから)
(→完成編はこちらから)