BMTNカプラーが絶対取り付けできないトミーテック製車両 

ご存じのように鉄コレのメーカーであるトミーテックとTNカプラーを売ってる「トミックス」は同じ会社です。
で、トミーテックの鉄コレ車両の床板にはBMTNカプラーを取り付けできるボスがモールドされているのもご承知のとおり。
でも、前日報告しました富山地鉄14760形のように少し加工を施さないととりつけできないこともままあります。
(←TNカプラーがそのままでは取り付けできない富山地鉄はこちらから)

ところがっ!
どう加工してもBMTNが取り付かないというヒドい話があったのです!


一昨日完成した東急7200系はオーバーハングが極端に短いためか、結局BMTNはあきらめて、台車マウントのアーノルトカプラーポケットにカトーカプラーを押し込みました・・・・。
(←BMTNの取り付けをあきらめた東急7200系はこちら)
以下はその、結果の出ない悲しい加工のお話。


まずいつもとおり、スプリング機構を切り取って対応しましたが
そんなことでハマるほど甘くはありません。

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結局、TNカプラーとしての剛性がゼロになるまで切り飛ばし、やっとT車には取り付けることができました。

問題はM車です。
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動力台車のカプラーポケット用ブラケットも切り飛ばしました。

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さきほどのぶらぶらのBMTNがやっと取り付けできました。

ところがっ!
東急6000系でも7000系でも納まった、TM-06動力ユニット+床下スペーサーMが7200系では入りません!
しかも床下スペーサーSは前後長が短すぎるのでBMTN用のボスがありません!
そこで!

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床下スペーサーSに1.2mmの穴を開け、

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1.2mmのプラ棒を差して片側1か所ですが自力でBMTN用ボスを作りました・・・・

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もうこうなったら元の形がどんなんだったか想像もつかない姿です(爆)!

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それでもがっちりと取り付けできました!

ところがっ!

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上から見たら動力台車が通る穴をやせ細ったとはいえBMTNが大きく遮っていたのです・・・・。

BMTN2こをお釈迦にして、これにて、東急7200系へのBMTNのとりつけはあきらめました!

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ボディマウントマグネマティックカプラーの件 

EF30からちょっとココだけで話題のマグネマティックカプラーの件です。

KATOが米マイクロトレインズ社のライセンスを受けて発売している製品のラベルです。
書いてある通り、ロングシャンク×2+ショートシャンク×2のセット。
ところがっ!
ロングシャンクにはまあ、普通出番はないです(核)!
わたしも数百両、マグネに交換しましたが、ロングを使ったのは
1回だけ(爆)!
(←ロングシャンクを使ったたった1回はこちら)

残りは・・・
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まあ、こんなロングシャンクの屍が入った袋が数十個あります・・・・

きっとカトちゃん、ロング・ショート抱き合わせでライセンス供与を受けたんでしょうね・・・・
かわいそうに(核爆)

だからこの製品を買う限り、永遠にロングシャンクの屍が増えていくだけ・・・・

そこで!
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アメリカから個人輸入しました・・・・
こちらのオリジナル製品はショートシャンクだけ!
最近はこの製品の輸入を行っている日本の会社もあるそうです。
ケチなあなた!
こっちを買った方がいいですよ・・・・
もちろんワタシ、ケチです(爆)

お気軽工作その2 クハ180もどきの巻 

お気軽 横軽工作シリーズ第2弾はクハ180です。
(→お気軽 横軽工作シリーズ第1弾サハ489の巻はこちらから)
クハ180は「あさま」「そよかぜ」など信越本線の181系特急電車が横川=軽井沢間の急こう配を通過する際に補機EF63型と連結できるように製作されました。後の189系、489系とは違い協調運転をすることはできず空気ばねをパンクさせた上で全車トレーラー扱い、8両編成までに制限されるとともに連結器への荷重軽減のため重量の重いMM’ユニットはなるべく坂下の上野寄りに寄せて連結するなど涙ぐましい努力でこの区間を通過したそうです。


まずはバラします。バラしたのはもちろんKATOの不朽の名作、クハ181。模型の車番はサロ180改造車を示す70番台の-71、-72となっており、全長はまっとうなクハと同じに伸ばされているはずなんですが、クロ改造でなぜか50cmも短い50、60番台の長さとなっているそうです。測ったことはないですが。

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カッターでごらんの位置でスカートに切りこみを入れます。右の写真は裏からみたところです。「コ」の字形のモールドは温存します。これがないとスノープロウが装着できなくなります。

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あらかじめ組み立てておいたマグネマティックカプラーがうまくハマることを確認しておきましょう。

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床板にマグネマティックカプラーをビス止めしますが、やや高さが高いので0.3mmのプラ板を挟んで高さを調整しています。

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上面から見たところです。ジャンパ栓や解放テコなどテキトーにディテールアップしたスカートとスノープロウを残しておいた「コ」の字モールドにぶらさげました(右)

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クハ180の完成!
車番は例によってクハ181のままですが(爆)
車長が短いのでクハ180-50番台と書きこむといいと思います。
私は1970年代の半ば、3度ほどあさま号クハ180に乗ったことがありましたが何度乗ってもクハ180-1でした。

さて!
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もうおわかりですね!?
なしてクハにマグネマティックカプラーを取り付けたかというともちろん、EF63との自動解放を実施するためです!まずはEF63付属の「双頭式ナックルカプラー」の裏面に0.8mmの孔を開け、トリップピンを差します。

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できました!

さっそく、アンカプラー上で自動解放のテストを行います。
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もちろんガッチリ噛んだまま、カプラーは微動だにしません(爆)!

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自作した「双頭式マグネマティックカプラー」に取り替えます!
もちろん、フツーのマグネマティックカプラーのリップシャンクにダミーの密連を瞬接でくっつけただけです・・・

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もちろんバッチリ自動解放!
両方ともマグネマティックカプラーだから自動解放出来てあたりまえです・・・・

サハ489【今日のちょっと工作】 

489系はご存じの通り、碓氷峠の急勾配でEF63型電気機関車と協調運転できるように開発された特急型電車。協調運転不可能な車両、たとえば特急型なら181系は8両編成を上限としていましたが、こちらは12両編成でもOKでした。KATOから発売される489系はわりあい最近の製品でボンネット型のものがあり、これは12両フルセットで揃えられます。ところが古くからある「電気釜」こと300番台のクハを先頭とする編成は8両セットに限られていたように思います。(なにせ出戻りNゲージャーなもので間違えているかもしれません)上述のように489系のメリットは「碓氷峠で9両以上連結できる」ことにあるので8両編成だと別に489系でなくてもよいわけです。8両セットの内訳はMM'ユニットふたつと両端のTc(これも横川側700番台に協調用のジャンパ栓がありませんが(笑))、それにTs、Tdでバラエティには富んでいるのですがいかんせんフル編成を組むには4両足りません。残りのMM'ユニットと2両繋がれていたTsは中古のバラ売りを揃えるとしてT車、サハ489だけはどうしようもないです。サハ481で代用するのはいいんですが、KATO製品では489系はグレー屋根、485系は銀屋根となっていてどうにも編成美に欠けます。
そこで!

モハ489の屋根をサハ481に付けてみました!もちろん車番はサハ481のままです(爆)!!
誰でも考えられるアホみたいな工作ですね・・・
でも案外古いKATO製品はバラすのに手間取りました。

さて。
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残ったモハ489のボディ+床板とサハ481の屋根でモハ485も出来上がります!・・・あたりまえですが(笑)。あたりまえついでにこちらも車番はモハ489のままです・・・・

東急ステンレスカー(8500系まで)のパンタグラフ(その3)  

東急菱型パンタ第3回目。
これまで第1回では8500系用(後述しますが、8500系でも17次車までのPT4309S-A-Mパンタであることが後でわかりました)を製作。
第2回では東急車に使えそうなパンタをいくつか買ってきてご紹介しました。

今回の最終回では話題の(?)6000系東洋車に使えるPT43-B(後で調べたらこういう形式だったらしい・・・)と8500系18次車に使えるPT44S-D/E-M(後で調べたらこちらはこういう形式だったらしい・・・)を作りました。

PT43-Bの製作

餌食となったのはこのふたつ。
どちらもトミックス製。手前はPG16。ずばり5000系用のパンタで、そのまま5200系や6000系東芝車に使えます。
奥はPT42FN。

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なんと、もうできました。
奥が完成したPT43-B。手前は余ったパーツです。上枠以上と下枠以下を入れ替えるだけ。
これで完成です。余ったパーツではなにもできませんが、N字形の下枠が余るのでいつか重宝するかもしれません。
なお、GMからPT43Nと称する製品が発売されていますが、実物との差は台の上の碍子が無い点だけです。
そこさえ無視できれば手早く、安くPT43-Bが手に入ります。

PT44S-D/E-Mの製作
8500系18次車ではエアコンが大型化されたりしてパンタのスペースがいじめられてきたことでパンタの小型化が求められ、この形式が生まれたらしいです。
これを作るには短い上枠と下枠が必要。スライダーと台は17次車までのPT4309S-A-M同様トミックスではPS16Rが使えます。

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上下枠に使うのがこれ。トレジャータウンから発売されているPT44用枠パーツ。
このパーツの難点は2つ。
1.ネットカタログには、折り曲げが難しく、ヘタすると1枚全部ダメにする、との脅しが!
2.値段が高い!(パンタが4こ買えます・・・・)

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・・・意外とカンタンに曲がってくれました。
エッチング板用のベンダーなんかではなくごく普通のラジオペンチで根元から順に少しずつねじるように曲げるとよいです。

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ばらばらになってもらったPS16Rと奥は曲げ加工前のトレジャーのパーツ

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組み立て順序は上枠+スライダー、下枠+台をまずそれぞれ組んで、それらを最後に合体するのがよいみたい。

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できました。
手前がトレジャーパーツを使ったPT44S-D/E-M、奥が第1回目で作ったPT4309S-A-M

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左がPT44S-D/E-Mで右がPT4309S-A-M。
大きさの違いがおわかりになると思います。

さて、第2回の時にこれらのパンタの組み合わせ表を掲載しましたが、予想通り間違いだらけ。
今回、訂正版を作りましたが、前回同様、Nゲージという小さいサイズの模型を作ることを目的に、実物のカタチだけに注目して作ったもので実物の性能的な特徴を反映したものではないことをご理解ください。
パンタ表2.0
*実物は同じ形式名でも時期や用途によって形状が異なっていたり、7200系のように個体によってパンタの形状がいろいろだったりなどなど、まだまだわからないことが多いので間違いもまだ多々あるかと思いますが少しでも模型化の参考になれば、という理由で掲載します。ご容赦ください。
*表、写真ともクリックで拡大します。